◆政務長官、香港人の入境規制を批判
中国本土が新型コロナウイルス感染症対策を緩和したものの多くの国・地域が再度、中国からの旅行者の検疫規制を強化し、その中には香港・マカオからの旅行者に対する制限を含む措置も多い状況です。
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△星島日報
4日付香港各紙によりますと、陳国基・政務長官は3日、それら措置は不要で不適切と言及し、すでに関連諸国の在香港総領事に書簡を送り見直しを要求したことを明らかにしました。

陳長官はオーストラリア、カナダ、フランス、インド、韓国、米国などが香港からの旅行者に対してフライト搭乗前にPCR検査の陰性証明提示を要求していることを注視し、同措置は不要で、香港では2、3回目のワクチン接種率がすでに高いレベルに達しており、社会には広範で全体的な防疫バリアができていると指摘。

当局は引き続き関連諸国と連絡を取って制限撤廃を求める構えです。
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△星島日報
韓国は7日からすべての香港・マカオからの旅行者に対して搭乗前48時間以内のPCR検査を要求すると発表。

入境時に疑わしい症状があればPCR検査を行い、空港で陽性が確認された人は付近の臨時居留施設で7日間隔離され、検査や宿泊に要する費用は自分で負担しなければならないとのことです。
参照:3日付星島日報
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