◆インタビュー後編:ジャンボアライアンス、コロナ禍で資産形成の問い合わせ増加
インタビュー前編では、香港の数あるIFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)の中で、業界最大規模の日本人顧客数を誇るジャンボアライアンスファンズの入松田美奈子さんに、香港の資産形成についてお話を伺いました。インタビュー後編では実際にシミュレーションを作成していただきたいと思います。
――前回お話しをお伺いし、老後の備えについてとても興味がわいたのですが、例えば以下の方の場合はどのような商品がありますか?
例:Aさん
45歳 男性 非喫煙
加入目的:老後の備え
予算:30,000米ドル/一括払い
入松田さん:
実際にご紹介させていただく際はもう少しご希望をお伺いさせていただきますが、上記の方の場合は中長期にかけての資産形成を目的とした貯蓄型保険、FTライフ社の『Regent Prime(リージェントプライム)』がおすすめです。
FTライフ社は、香港屈指の不動産デベロッパーNWS Holdings Limitedの完全所有子会社で、信用格付けがMoody’s:A3 、Fitch:A-と非常に高く、強固な財務基盤を持つ安定した会社です。
香港に住んでいる方なら街中で広告を見かけたことがあるのではないでしょうか。
――ビクトリアハーバーからも大きな電光看板が見えますね!
入松田さん:
今回ご相談いただいたAさんのシミュレーションは以下になります。
保険料の支払い期間は2年になりますが、前払いで2年分をお支払いただくシミュレーションとなります。
前払いすることで月払いや年払いで払うよりも解約返戻金の増え方が早くなります。
【加入事例】
45歳 男性 非喫煙
加入目的:老後の備え
予算:30,000米ドル/一括払い(2年分全期前納)
――保証と非保証の違いは何ですか?
入松田さん:
保証部分は何があっても保険会社が支払いを保証してくれる確定した返戻金です。
非保証部分は保険会社の運用により変動しますが、FTライフ社の過去の実績ではこの非保証部分も上記シミュレーションの100~103%が支払われているため、解約返戻金は一番右の合計金額から大きく乖離することはないと考えていただいて問題ないと思います。
Aさんのシミュレーションでは支払った保険料に対して以下のように解約返戻金が増えていきます。
20年後 保証+非保証⇒約2.7倍 (その内確定部分→約1.1倍)
40年後 保証+非保証⇒約9.6倍 (その内確定部分→約1.4倍)
――それにしても日本の保険では考えられない返戻率ですね。なぜ日本の保険は増えず、香港の保険はこんなにも増えるのですか?
入松田さん:
香港の保険が特別ではなく、このような利回りの商品は海外ではごくごく一般的です。
理由は大きく2つあると思います。
1つ目は日本国内の保険は、半分近くを“国債”で運用しているためです。
日本の国債の利回りをご存じですか?10年国債で年利0.22% (2022年7月1日時点)です。
そんな投資対象で半分近くを運用していたら、日本の保険が増えないのもうなずけませんか?
2つ目はインフレ対策です。
昨今、日本では物価上昇が話題となっていますが、IMF(国際通貨基金)が2022年4月に発表した見通しでは、2022年の世界消費者物価上昇率はなんと、前年比7.4%。アメリカにいたっては7.7%に対し、日本は1%との見通しです。
世界では毎年もっと物価が上昇しています。
日本が失われた30年のデフレ時代を過している間に、海外では毎年インフレが進行し、
インフレに打ち勝つ保険商品でないと消費者に見向きもされないのです。
仮に香港のようにインフレ率が年平均3%だと、現金の価値が毎年3%ずつ減っていることになります。10年で30%です。
現金のまま銀行にお金を寝かせておくと、お金の“価値”が年々目減りしていくので、賢く金利のつく金融商品で運用する必要があるのです。
――その通りですね。日本では報じられない海外の経済ニュースも多いため、気づかないことがたくさんありますね。
入松田さん:
本当にそう感じます。香港は特に世界的な金融都市なので、香港やアジアに赴任された方にはぜひこういった商品を知ってもらうきっかけになればと思います。
※当ブログに掲載の資料は情報提供のみを目的として作成されており、販売を促進するものではございません。
※上記は2022年6月時点の商品情報です。
Jumbo Alliance Funds Limited(ジャンボ アライアンス ファンズ リミテッド)
2007年7月設立。
主な事業は、保険商品仲介業、ファイナンシャル・プランニング、資産運用サービスなど。
URL :
問い合わせフォーム :
フリーダイヤル: 0053 1160 862(携帯電話・IP電話・光電話からは掛けられません)
日本語代表電話: +(852) 3757 9000
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