◆香港政府観光局、観光客回復に活路を開く再生プランを発表
香港政府観光局(HKTB)は5月6日、毎年恒例の旅行業界向けイベント「ツーリズムアップデート」をオンライン開催しました。

旅行再開時に世界中の旅行者にとって香港が最も行きたい旅行先となるようポジティブな雰囲気を醸成するリバイバルプランを発表しました。
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△香港政府観光局(HKTB)提供
「共に新たな未来を目指して」をテーマに開催された「ツーリズムアップデート2022」には、香港、中国本土および世界各国の旅行会社、観光施設、ホテル、航空会社、小売店、飲食店、会議・展示会オーガナイザーなどの関係者約3200人が参加しました。

香港政府観光局理事長・程鼎一氏は、今後1年の業務計画の発表の中で、『Hong Kong Summer Treats』キャンペーンを実施し、香港内にポジティブな雰囲気を生み出し、消費を刺激し、香港の知名度を世界的に維持することに注力することを説明。

このキャンペーンでは、域内での消費を刺激するような、さまざまな割引やプロモーションを提供します。
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さらに、今年再びリアル形式で開催が予定されているアート・バーゼルのような国際的な芸術・文化イベントを支援する「アート in 香港」キャンペーンも開催予定です。

新型コロナウイルス感染の措置がさらに緩和されれば、香港政府観光局は、「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」や「香港ウィンター・フェスタ」など、世界レベルのイベントを段階的に開催し、「香港セブンズ」などの注目度の高いイベントにも支援を提供していく予定です。
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△香港政府観光局(HKTB)
HKTBの彭耀佳・会長は「パンデミックの第5波は収まりつつある。香港の日常生活や経済活動も徐々に正常化し、大規模なイベントの開催や観光客の受け入れ態勢が整いつつあるなかで、 コロナ禍においても香港は観光インフラの構築と整備を続けてきた」と言及。

香港国際空港の第3滑走路も数年以内に供用開始となることを挙げ、「新たなインフラ要素と、中央政府および特区政府の支援により香港の優位性は確固たるものとなり、自信を持って新たな未来に向かう」と述べました。
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