◆李家超氏、300枚超の推薦を獲得
李家超・前政務長官は4月9日、ネット上で正式に第6期行政長官選挙への立候補を決定したと発表しました。

李氏は「同為香港開新編」を選挙のスローガンとし、出馬宣言の中で「過去2年の香港の混乱から安定への経緯を見て、今後5年は香港が安定から興隆への鍵を握る時期となり、歴史的使命を負って各界とともに香港を前進させる」と言及しました。
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△星島日報
「国家への忠誠、香港への熱愛、市民に対する責任から立候補を決めた」と述べ、
(1)各種問題の解決は結果を目標とする
(2)香港の競争力を全面的に引き上げる
(3)香港発展の基礎を強固にする
の3つを施政の方向性を提示。

当選した際には愛国者治港の原則の下で積極的に市民と意思疎通を図り問題を解決する政策を決定し、発展の成果を分け合うと表明しました。
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△星島日報
また10日には、選挙委員の推薦票約300枚を獲得し、法定要求の188枚を超えたことがわかりました。

李氏は10日夕方に記者会見し、梁振英・前行政長官が自身を支持してくれた上、自ら赴いて推薦票を提出したことに謝意を表明。

同日にネット上で2回の選挙活動のリモート会議を行い、選挙委員会5分野から計130人が出席したことを明らかにしました。

同日には多くの選挙委員がセントラルプラザに赴いて推薦票を直接提出しており、その中には香港中華廠商連合会の史立徳・会長、香港鉄路(MTRC)の金澤培・行政総裁、全国政協常務委員の胡定旭氏らが含まれています。
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