◆学校の夏休み前倒しに乗じて空き巣
新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、香港の学校では夏休みを前倒しし、3月から4月にかけて休校していますが、この期間を狙った空き巣被害が多発していることが分かりました。
bkn-20220407181448033-0407_00822_001_01p
△星島日報
3月中旬から西九龍区内の学校や工事現場で現金やパソコン、電子機器などの貴重品が盗まれる事件が相次いでいます。

計9件の被害額は、総額約17万3000万ドルに上るとのことです。

香港警察が捜査を進めたところ、22歳の外国籍の男が容疑者として浮上。

4月6日に深水埗で身柄を確保した容疑者のバックパックの中から刃渡り18センチの刃物やコイルライターが見つかったため、攻撃性武器所持などの容疑で逮捕しました。
(※香港はコイルライターを許可なく所持場合「火器及弾薬条例」違反となります)

その後、深水埗の店舗で盗品と見られるパソコン2台を押収したとのことです。

容疑者は香港身分証を持っているがウクライナ籍で、少なくとも9件の窃盗事件に関与した疑いがもたれています。

警察では教職員に対し、校内に貴重品を置かないよう呼び掛けるとともに、もしも貴重品を置く場合はセキュリティーを強化するよう注意を促しています。
参照:7日付星島日報
IMG_20200708_174310-1280x720
☆今年創刊35周年!日本語新聞「香港ポスト」は、香港、中国本土の政治、経済、社会ニュースを毎日配信
☆メルマガ登録はこちら!
http://maroon-ex.jp/fx140298/ktiYEc