◆東方航空機、8千メートル垂直落下
中国東方航空が運航するボーイング機が3月21日、雲南省昆明市から広東省広州市へ向かう途中の広西チワン族自治区梧州市で墜落しました。
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△星島日報
中国の民生航空事故は過去12年で初めて。

墜落したのはMU5735便、機体番号はB1791、乗客123人、クルー9人が搭乗していました。

事故機は21日午後1時15分に昆明空港を離陸後、約8869メートルの高度を巡航飛行。

離陸から約1時間後の午後2時19分に墜落が始まり、約2分後には約975メートルまで落下、レーダーの信号が消え、地上との連絡が途絶えました。

梧州市応急管理局が午後3時過ぎに東方航空機が同市藤県で事故を起こしたことを確認。

ネット上では旅客機が山に衝突して火と煙が上がっている動画が流れ、ある監視カメラの映像は事故機が90度の角度で落下する様子をとらえていました。

付近村民の目撃では、事故機は落下時に煙や火は出ておらず垂直に落下し山に衝突した後に爆発したとのことで、墜落現場には機体の残骸が散乱し、完全に解体したとみられています。

国務院の事故調査委員会は22日夜に記者会見を行い、「まだ生存者は発見されておらず、遺体も確認されていない。ブラックボックスも見つかっておらず、現在のところ事故原因は判断できない」と発表しました。
参照:22日付星島日報
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