◆医療システム崩壊、公立病院では遺体と患者が同室
新型コロナウイルス流行第5波によって香港の公共医療システムは崩壊に瀕しています。

11日の香港メディアによりますと、同日ネット上でクイーン・エリザベス病院内とみられる病室に大量の遺体が患者と一緒の部屋に置かれている写真が掲載されました。

写真では少なくとも6人の遺体が袋に入れられて病室に置かれ、同時に病室内には少なくとも3人の高齢者がベッドに横たわっています。

一部の遺体はベッドの間の通路の床に置かれており、ネット上ではまるで野戦病院のようだと話題になり、病院は死者と患者を尊重していないとの批判が上がりました。

医院管理局の何婉霞・総行政経理は記者会見で、一部の遺体が病室に置かれたままのため患者に不安をもたらしていることに理解を示し、この件について謝罪。

写真は比較的前のもので、現在すでに状況は改善されたと説明しました。

ただし写真がどこの病院であるかは明らかにしませんでした。
参照:11日付星島日報
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