新年度の財政予算案が２月２３日に発表されますが、陳茂波・財政長官は６日に公式ブログで一部内容を予告しました。

△東網
陳長官は財政予算案が短中期の状況に対応すると同時に中長期の発展に向けて準備する必要があると指摘。

新型コロナウイルス対策のための「防疫抗疫基金」第６弾の規模は初歩的に２００億ドル以上であることを明らかにし、詳細が確定した後に速やかに発表し、立法会に予算申請するとのことです。

また政党や市民から財政予算案で再び消費券発給が盛り込まれるよう求める声が上がっていますが、陳長官は５日に出演した放送局の番組で前向きな姿勢を示しました。

陳長官は「社会では消費券に対して意見が分かれているが、政府は開放的な態度で３つの要素を考慮する」と述べ、新型コロナ流行第５波による低所得層への影響、経済状況、財政負担能力を挙げました。

政府はこのほか短期的な失業援助金を打ち出すことも再検討しており、「防疫抗疫基金」第６弾に盛り込まれる可能性があります。
参照：６日付東網