◆野生イノシシが警官を襲う、漁農署が撲滅へ
特区政府漁農自然護理署は11月12日、野生のイノシシの問題に対応するため、定期的に市街地に出没するイノシシを捕獲し人道処分すること発表しました。
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この処分案に反対する香港野猪関注組は13日、漁農自然護理署の梁肇輝・署長に対する公開書簡を発表。

定期的なイノシシ捕獲と人道処分政策の撤回、冷静期間または観察期間を設けるなど6項目の要求を提示しました。

香港野猪関注組は動物を人道処分する政策に反対していると表明しており、野良イノシシ対策では捕獲して避妊させて自然に戻る政策を提唱しています。
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△星島日報
こうしたなか、北角の半山天后廟道では9日、補助警官が野生イノシシにかまれる事件が発生しました。

男性の補助警官は負傷して病院に運ばれ、イノシシは負傷して死亡。
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△星島日報
付近の駐車場に停まっていた車の車載カメラが一部始終を撮っており、補助警官は盾も所持しておらず丸腰でイノシシに攻擊され、わずか10秒の間に3回突進されたとのことです。
参照:13日付星島日報
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