◆ホテルオークラ、上海に高級ホテルを建設 
近年、多くの高級ホテルが中国に進出する中、日本のホテルオークラ・グループも2024年に上海市に高級ホテルを建設することを発表しました。
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△香港経済日報
同社が上海でホテルを開業するのは「オークラ ガーデンホテル上海」、「ホテル・ニッコー上海」に次いで3軒目となります。

今回建設する「ホテルオークラ上海シェシャン」の顧客ターゲットは、中国に出張する日本人ではなく、現地の住民となります。

新型コロナウイルス流行が収束したとしても、日本人の海外出張需要が短期的に回復することは難しいため、現地住民を海外の収入源とする路線に変更したとのこと。

ホテルオークラは上海城建建設実業集団と20年8月にホテルの運営契約を交わし、ホテルは現地のデベロッパーが投資・開発し、ホテルオークラが経営。

客室数280室、宴会場とスパを備えた大型リゾートホテルを建設となります。

同グループは現在、海外に「Okura」と「Nikko」のブランドで25軒のホテルを所有しており、24年までに39軒のホテルを持つことを目指しています。

近年、日本のホテル業界では、高級ホテルが中国本土に進出しています。

星野リゾートは今年4月、浙江省の天台山に最高級リゾートをオープンして中国デビューを果たし、プリンスホテルは、海外で展開するブランド「The Prince AKATOKI」を22年春頃のオープンを予定しています。
参照:23日付香港経済日報
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