◆フィリピン人家政婦、ワクチン接種で来港可
新型コロナウイルス流行と入境制限の影響で香港では昨年から外国人家政婦が不足しています。

こうしたなか、外国人家政婦不足を解消するため、先に特区政府は香港でワクチンを接種してから帰郷した外国人家政婦が来港して就業することを認めました。

さらにフィリピンとインドネシアのワクチン接種記録を承認し、現地でワクチン接種を受けた外国人家政婦の来港を認めることを検討しています。
i_src_303773595
△星島日報
フィリピンの労働・就業当局は22日、ワクチン接種を受けた家政婦の来港について香港特区政府が30日から認めることに同意したと発表。

フィリピンでワクチン接種した家政婦はフィリピン検疫局(BOQ)が発行したワクチン接種証明を持っていれば30日から香港に入境して就業することが可能となります。
_2021082309381096798
△星島日報
外国人家政婦の仲介会社で構成される香港雇傭公会は、これにより来港できるフィリピン人家政婦は4000~4500人に上ると予想。

香港雇傭公会の陳東風・主席は、香港ではすでに3~4カ月にわたって新たな外国人家政婦が入ってきていないため、今回の規制緩和が外国人家政婦の供給に大きな助けになると指摘しました。
参照:23日付星島日報
IMG_20200708_174310-1280x720
☆創刊1987年、日本語新聞「香港ポスト」は、香港、中国本土の政治、経済、社会ニュースを毎日配信
☆PDF版ダウンロードはこちらから
☆香港内の主な配布先はこちらから