デザートチェーンの「許留山」が店舗オーナーから家賃滞納で訴訟を起こされていましたが、債権人である豐昌地產有限公司、Virginia Investments Limited、世界地產有限公司和英豪有限公司はこのほど、高等法院に許留山食品製造有限公司の清算を申請したことが分かりました。

△星島日報
許留山はまだ債務を返済しておらず、また債権人の清算申請にも反対していないとのこと。

このため裁判官は２７日、双方同意の下、許留山の清算命令を出しました。

許留山は１９６０年代初期にリヤカー形式で亀苓膏（カメゼリー）と各種涼茶（ハーブティー）を販売。

１９８０年代から徐々にヤシの実ジュース、きなこ餅、ゼリー、ダイコン餅などのデザートや軽食を販売するようなり、１９９０年代には香港最大のフルーツデザート・チェーン店となりました。

現在は、香港、マカオ、中国本土、マレーシア、韓国の支店は２６０店あまり。

香港は、旺角、荃灣、油塘、天水圍、九龍灣の５店を残すだけとなりました。
参照：２７日付星島日報