◆広東省、「回港易」停止を撤回
香港特区政府衛生署は5月22日、広東省から香港に戻る市民は14日間の検疫が必要になると発表しましたが、その後ただちに撤回しました。
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△星島日報
衛生署衛生防護中心は同日午後7時すぎ、広東省の一部地域の新型コロナウイルス流行状況に対応して「中リスク」「高リスク」地域のリストを調整すると発表。

23日から入境前の14日間に広東省を訪れた人は、中国本土から香港に戻る際の検疫を免除する「回港易」スキームの条件に適さず、入境後は14日間の検疫を受けなければならないこととなりました。

ですが、政府スポークスマンは同日午後10時すぎに、これを撤回するプレスリリースを発表。

広州市茘湾区で新型コロナウイルス感染者が1人確認され、特区政府は広東省政府と状況を精査していますが、広東省は「中リスク地域」には指定されていないことから「回港易」スキームに変更はないことを明らかにしました。
参照:22日付星島日報
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