仏誕節に当たる５月１９日、長洲島では伝統行事の「太平清醮」が行われます。

主催者の予想では今年の仏誕節に長洲島を訪れる観光客は例年に比べて６０％減少とのこと。

例年は３万人余りが訪れますが、今年は多くても１万人余りにとどまる見込み。

△星島日報
仏誕節前には、すでに太平清醮が行われる北帝廟では線香を上げる多くの人が集まりました。

ですが、例年の目玉イベントである仮装パレード「飄色巡遊」とまんじゅう取り合戦「搶包山」は２年連続で中止となり、祭事に使われる３つのまんじゅう山も規模が縮小されました。

△例年の祭りの様子：星島日報

△例年の様子：香港ポスト
今年、唯一継続して行われるのは「神功戯」のパフォーマンスですが、入場者数は制限され、「安心出行」のＱＲコードをスキャンすることとなります。

また、まんじゅうの原材料コストが例年より１０％高くなったため、今年の「平安包」は１ドル値上げされ１個１０ドルに。

△平安包：香港ポスト
「太平清醮」主催者は仏誕節翌日に沿道で「平安包（安全を願うまんじゅう）」を配付します。
参照：１８日付星島日報