香港で、３日夜に再び、N501Y変異型のウイルスを含む患者がコミュニティで確認されました。

△蕭傑恒副教授：香港０１

香港理工大学医療技術・情報技術学部のウイルス遺伝子配列解析に参加した蕭傑恒副教授によりますと、この患者は英国変異型のウイルスに感染したと推定されますが、詳細な解析はまだ行われていません。

同氏は、過去の経験から、香港で大量の流入症例が発生するたびに、地域での流行が続くことが多いことを指摘。

第4波の流行では、流入症例が地域全体にウイルスを拡散させ、新たな波を引き起こしていることを示し、ウイルスが香港を襲うリスクを対応するために、１日の入境数に制限を設けることを検討するよう提案しています。
参照：３日付香港０１