◆科興生物ワクチン接種後、顔面まひが増えれば副作用リストに
新型コロナウイルスワクチン臨床事件評価委員会の孔繁毅・共同召集人は、このほど、ワクチンによる顔面まひの副作用の問題に言及しました。
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△星島日報
4月18日までにワクチン接種後の顔面まひが29件報告されており、うち22件が科興生物のワクチンに関するものでした。

孔氏は、数カ月の観察を経て同様のケースが顕著に増加しているようならば、メーカーのワクチンガイドラインに顔面まひを接種の副作用に含めることを提案しました。

このケースは男性が主で、大部分は接種後48時間以内に発症。

顔面の左側に起こることが多いとのことです。

バイオNテックのワクチンでは、顔面まひが稀にに起こる副作用として列記されていますが、科興生物はまだ明記されていません。

ワクチン接種後の死亡ケースはこれまで27件報告されており、うち21件が科興生物のワクチンとなっています。

これについて孔氏は、科興生物のワクチンを選ぶ人は一般的に年配者であることと関係あると指摘。

接種者の平均年齢は、バイオNテックのワクチン接種者より20歳高く、長期的疾患を持つ者が多いため不良事件が発生しやすく、ワクチン接種とは関係ないと改めて述べました。
参照:2日付星島日報
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