◆二重変異種ウィルス、感染経路が分からなければ 措置引き締めに
香港で初のN501Y変異種ウイルス株を伴い海外渡航歴のない感染経路不明の新型コロナウイルス感染症感染者が確認されました。
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△星島日報
呼吸系統科専門医の梁子超氏は「これは危険な警告。当局は密接な接触者を追跡するほかに潜伏期に接触した人にも抗体検査を行い、感染経路を突き止めなければならない。」と言及。

2、3日以内に感染経路が見つからなければ、緩和したばかりの防疫措置の引き締めを検討するとの見方を示しました。

また、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は、海外からの流入に対しては「水も漏らさぬ」ほどの防疫体制と述べていましたが、梁氏は今回のケースがコミュニティーで感染していたことから「抜け道があることが証明された」と指摘しました。
参照:4月30日付星島日報
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