◆香港とマカオ、トラベルバブル開始に
林鄭月娥・行政長官は4月28日、特区政府がマカオと出入境の措置について協議していることを明らかにしました。
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△星島日報
香港市民がマカオを経由して中国本土に入境する抜け道を防ぐことが大前提になるとのことです。

林鄭長官は先に海南省のボアオ・アジアフォーラムに出席した際、マカオの賀一誠・行政長官と両地の出入境再開について協議し、政府は積極的に対応することを明らかにしました。

ですが、マカオと中国本土はほぼ全面的に出入境が再開されたため、ひとたび香港とマカオの出入境が再開されれば香港市民がマカオ経由で中国本土に入境する可能性がでてます。

そのため、マカオとの出入境を再開するにはこれを防ぐ措置が必要となります。

観光業界では、香港とマカオのトラベルバブルが実現すれば、香港市民のアウトバウンドの選択肢となり、香港の旅行会社が地元ツアーの方式でマカオへの旅行ツアーを開始できるとみています。
参照:29日付星島日報
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