◆華美達華麗酒店(ラマダ香港グランド)、感染拡大の懸念
香港特区政府衛生防護中心は4月20日、地場感染で初めて確認された変異種ウイルスの新型コロナウイルス感染者からコミュニティーにウイルスが流出した件につき見解を示しました。
関連記事:コロナ変異ウイルス検出、華美達華麗酒店、佐敦エリアなどで強制検査 
i_src_095325232
△星島日報
感染者が宿泊していた尖沙咀の華美達華麗酒店(ラマダ香港グランド)では各客室のドアの外にS字型フックが取り付けてあり、デリバリーされた食事などが入ったビニール袋を掛けるのに使われています。

このフックは洗うのが難しいため、防護中心はこれが交差感染をもたらした「元凶」とみています。

20日に感染が確認されたインドネシア家政婦も同ホテルで検疫を受けており、変異種ウイルスが確認された男性と同一フロアに宿泊していました。

同家政婦は検疫を終えた後に油塘の雇い主の自宅に戻っており、街市や飲食店に出入りしているためウイルスがコミュニティーにまかれたかどうかが注視されています。
参照:21日付星島日報
IMG_20200708_174310-1280x720
☆創刊1987年、日本語新聞「香港ポスト」は、香港、中国本土の政治、経済、社会ニュースを毎日配信
☆PDF版ダウンロードはこちらから
☆香港内の主な配布先はこちらから