大型クルーズ船、サービス再開に向けて規制緩和を要求
長引く新型コロナ流行により、観光業界ではクルーズサービスが最も大きな被害を受け、昨年2月以降、往路の旅行サービスを提供することができていません。

香港に本社を置くゲンティン・クルーズ・グループのマーケティング担当フォン氏は、グループとして、クルーズサービスを再開するための一連の方策を策定し、その要求を政府の関連部門に提出したことを明らかにしました。
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△星島日報
提案内容は以下の通り。

・社交距離を保つため、毎回の航海では乗客の半数
・収容空いた部屋は感染者発生の際に病室として利用
・船内換気については、政府がレストランに求める条件よりも厳しい1時間6〜15回の空気入れ替えを行う換気システムを採用
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△星島日報
フォン氏によりますと、夏休みシーズンに間に合うようにクルーズを再開するためには、1〜2ヶ月間の話し合いが必要になる見込みとのこと。
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△星島日報
昨年7月と11月にはシンガポールを出発して公海を周った後にシンガポールに戻るような「ローカルクルーズ」の運航を再開しています。

こうしたモデルを参考に政府がクルーズサービスの再開を認めれば、子会社のスタークルーズ社が所有するゲンティン・ドリーム号の出航を手配すると指摘しました。
参照:7日付星島日報
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