◆一級歴史建築3件、法定古跡に指定か
3つの一級歴史建築が法定古跡に指定される可能性が高まっています。

古物や古跡の保存・記録をする政府部門「古物古跡弁事処」が3月11日に開かれる会議において、「官立小学校」「大埔警察署」「協天宮」を法定古跡に指定することを提案するとのこと。

西営盤に位置する「官立小学校」は香港初の全日制師範学校の跡地で80年の歴史をもち、1962年に建てられた新校舎は2000年から小学校として使用されています。
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△観光地となっている大埔警察署:頭條日報
また、1889年に完成した「大埔警察署」は1987年に警察署としての歴史を終えたものの、その後歴史建築の再開発プロジェクトの一環で整備され観光地になっています。

日本統治時代は日本憲兵本部が置かれていたとのこと。

さらに、126年前に建立されたという沙頭角にある「協天宮」は財運の神様として知られる関羽をまつった歴史ある廟。

この3つの建物は2009〜10年に一級歴史建築の認定を受けています。
参照:4日付頭條日報
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