陳茂波・財政長官は２月７日、公式ブログで地球の気候変動に対応して香港は２０５０年までにカーボンニュートラルを達成するとの目標を明らかにしました。

△陳茂波・財政長官：星島日報

政府は今年半ばに長期的な二酸化炭素（ＣＯ２）削減戦略を発表する予定です。

気候変動に対応して市民の日常生活や社会経済活動を調整する必要があると指摘。

産業チェーンや産業構造に影響を与え、新たなビジネスや雇用機会を創出することから、グリーンウェーブがもたらす発展の可能性を把握する必要性を強調しました。

また、昨年の財政予算案では政府は環境保護のために１００億ドル余りを投じ、関連措置が段階的に実現されていると述べました。

民間住宅用駐車場に電気自動車の充電インフラを設置するための補助金を支給するパイロットスキームは、昨年１２月の開始以来、１２０カ所余りの団地から申請を受け、合計３万６０００台分の駐車スペースに及んでいます。

△香港政府観光局
さらに、電動ミニバスの試行を推進するために関係部署が事前準備を進めているほか、ビクトリア湾での電動フェリーの試行について部門を超えた作業部会を設置。

コンサルタントに委託して設計案を作成しているとのことです。
参照：８日付星島日報