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◆極狭アパート、5割以上が「逃げ場なし」
草の根団体の「關注基層住屋聯席」はこのほど、サムスイポ地区と油尖旺区の極狭アパート入居者239人と、極狭アパートの所有者団体メンバーにオンラインアンケートを実施。
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△星島日報
調査の結果、50%余りが「建物内に消火器やスプリンクラーが設置されていない」、さらに、51%が「廊下に逃げ場がない」と回答していることがわかりました。

また調査した所有者団体メンバーの81%は、火災安全法の遵守に技術的な困難があると答え、37%は消防局と建築局が点検に訪れたことがないと答えています。

「關注基層住屋聯席」の事務局長は、「火災安全建築物条例では敷地内に消防設備を設置することが義務付けられているものの、1973年3月以前に完成した建築物は対象外であり、油尖旺区には築60年以上の建築物が多く、条例で規制されていない」と指摘。

政府に対し極狭アパートの管理に関する法律を制定し、火災と建物構造の安全に対する所有者の責任を規定し、入居者の安全を守るために規制することを求めました。
参照:30日付星島日報
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