米国政府はこのほど、新たに４人の中国中央・香港官僚に対して制裁を行うと発表しました。

△文匯報
新たに制裁対象とされたのは、香港特区政府警務処国家安全処高級警司の李桂華氏、警務処副処長の劉賜惠氏、国安公署副署長の李江舟氏、国務院香港マカオ弁公室副主任の鄧中華氏。

国務院外交部の汪文斌・報道官は定例記者会見でこの件について「米国の行いは公然とした香港事務への干渉で、中国内政への粗暴な干涉であり、国際法と国際関係の基本ルールに深刻に違反している。中国側は断固反対し、強烈に譴責する」とコメント。

さらに中国は法治国家であり、香港特区は法治社会であるため、違法行為は必らず追究すると強調しました。

また特区政府も声明を発表し「米国の担当官は故意に香港の法律条文や法治、独立した司法制度を無視し、根拠のない偏った言論を行っている」と批判しました。
参照：１０日付文匯報