新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行第３波で夜間の飲食店での店内飲食が禁止されており、多くの人がテイクアウトを利用しています。

こうしたなか、一部の飲食店チェーンはこれを商機ととらえ、店舗賃貸料が下落しているのを機に店舗網を拡大したり、テイクアウト専門店を開設しています。

△星島日報
香港に多くの店舗を持つローストグース店として知られる「棋哥焼鵝餐室」は小型店舗を探してローストグース載せご飯のテイクアウトに注力。

△星島日報
観光スポットに多くの店舗を持つミシュラン１つ星の点心専門店「添好運」は、民生地区に点心テイクアウトの専門店を開設。

不動産代理店によりますと、民生地区（一般的なエリア）の小型店舗でテイクアウトを営業するなら数十万ドルから開設でき、一線地区（高級エリア）で飲食店を開設するのに比べ７０〜８０％少ない投資で済むとのこと。

現在の店舗賃貸料は過去約１０年で最低となっているとのことです。
参照：１６日付星島日報