香港ー最新情報
◆火星探査機、理工大のカメラ導入
中国が打ち上げに成功した初の火星探査ミッション「天問1号」では香港理工大学が研究開発した機器が導入されていることが明らかになりました。
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△星島日報
火星探査システムに搭載された鍵となる機器「火星着陸状態監視カメラ」(火星カメラ)は重量わずか約390グラムで、理工大学の研究開発によるもの。

火星探査システムは周回機、着陸機、巡視機で構成され、順調に火星に着陸すると同時に軌道と地表の探査を行います。

火星カメラは着陸機の外装に搭載され、着陸時の状況、火星の周囲の環境、火星着陸後の巡視機の状態を監視。

監視対象には太陽電池パネルの展開やアンテナの状況などが含まれ、これら情報は火星の地表探査が成功するかどうかに重要な役割を持ちます。

カメラの外殻は地球と火星の間で発生する150度の極端な温度差にも耐えられ、火星の地表の極めて低温の環境でも作動できるとのことです。
参照:24日付星島日報
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