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◆牡蠣やシジミで癌に?!重金属が基準値越え
香港では多くの人が潮干狩りでシジミやカキを採り、自前の海鮮パーティーを行いますが、このほど、香港メディア『東方日報』が潮干狩りの盛んな場所で貝類のサンプルを採取し専門家に検査委託。

その結果、いずれのサンプルも重金属の含有量が基準値を超えていたことが分かりました。
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サンプル対象となったのは、ランタオ島と馬鞍山の4カ所でとれた貝類海産物。

香港高等教育科技学院などの専門家に検査を委託しました。
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その結果、食品に含まれる金属などに関する規定に基づくと、いずれのサンプルもカドミュウム、クロム、水銀、ヒ素、鉛の含有量が基準値を超えていたことが分りました。

中でもランタオ島の東涌湾で採取したサンプルは水銀の含有量が法定安全基準の上限の20倍、ヒ素も8倍と大幅に上回っていました。
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専門家はこれら汚染された貝類海産物を食せば重金属が体内に蓄積され、がんに至るリスクもあると指摘。

また医師は徹底的に加熱していない海産物は胃腸炎をもたらすと警告しています。
参照:20日付東方日報
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