逃亡犯条例の改正反対デモと新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行によって観光客はほぼ途絶えているなか、このほど２大国際ブランドがセントラルから撤退することが分りました。

△東方日報
撤退が決まったのはSwatchとBLANCPAINの旗艦店。

ともに皇后大道２９号華人行の１階に店舗を構え、セントラルの中核繁華街。

両店は１９日現在、営業しておらず、セントラルの中心街でも店がシャッターを降ろしている様子は現在の市況を物語っています。

△東方日報
Swatchの店の入り口には「本店はすでに営業を停止しました。ご不便をおかけしますがご容赦ください」との張り紙が張ってあります。

BLANCPAINの方には「本店は暫定的に営業を停止します。再開時期は別途通知いたします」と書かれ、問い合わせが必要な場合は銅鑼湾店に赴くよう案内しています。

両店舗の賃貸料（月）は１１０万ドルと１８０万ドルで、まだ契約期間が半年余りの賃貸契約が残っているが満了前に撤退することとなりました。

オーナーはテナント募集を行っていないもようです。
参照：２１日付東方日報