新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行が世界に拡散したことで人員削減計画を一時中止していた香港上海銀行（ＨＳＢＣ）が再び人員削減に着手するもよう。

ＨＳＢＣのノエル・クインＣＥＯは１７日、全世界の職員に向けてメールを送り、リストラの必要性が高まったことから人員削減計画の一時中止を取り消し、中期的に職員数を３万５０００人削減すると通知しました。

市場では人員削減の対象に香港が含まれるのかどうかが注視されていますが、ＨＳＢＣのスポークスマンは正面からのコメントを避け「香港は依然としてグループの発展計画の核心。引き続きアジアの業務に投資し発展させる」と述べました。

ＨＳＢＣは世界で２３万５０００人の職員を抱えているが、中期的に２０万人に抑える計画。
参照：１８日付星島日報