香港特区政府は６月２日、「予防及控制疾病条例」（第５９９章）の下での新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行に対する最新の防疫措置を発表しました。

食物及衛生局の陳肇始・局長は記者会見で「今後一定の期間は香港のコミュニティーでは散発的な感染例または小規模な集団感染の発生が予想される」と述べ、人の人との接触を減らし感染を予防する必要があると指摘。

飲食店などに関する「予防及控制疾病条例（規定及び指示）（業務及処所）」（第５９９Ｆ章）と群衆の集まりに関する「予防及控制疾病条例（禁止群組聚集）規例」（第５９９Ｇ章）の有効期間を２カ月延長し８月３１日までと発表しました。

この２つの規定の下で６月５日午前零時が期限となっていた飲食場所などでの制限（微調整あり）と、公衆の場で９人以上集まることを禁止する規定を１８日まで延長。

当局はウイルス流行状況に応じて措置を見直し、１８日以降の措置についてはあらためて決定するとのことです。