SARSの権威、中国工程院の鍾南山・院士はこのほど「中国は新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行第２波の挑戦に直面している」と述べました。

鍾氏は外国メディアのインタビューを受けた際に「中国はおごってはならない。ウイルス流行第２波のリスクは依然大きい」と警告。

中国では十分な集団免疫が形成されていないため、大部分の中国人は依然として新型コロナに感染しやすく、現段階では中国のウイルス封じ込めの形勢が海外より楽観できるわけではないと指摘しました。

また世界で新型コロナのワクチン開発競争が行われていることに対しても鍾氏は楽観できないとのこと。

完璧な解決案は数年の時間を要するため、ワクチンはまだ間に合わず、健康的な生活方式を維持することが免疫力を強化する有効な方法だと述べています。
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参照：１８日付星島日報