香港ー新型コロナウィルス肺炎最新情報
◆1月〜3月の失業率4・2%、過去9年で最高
香港特区政府統計処は20日、2020年1月〜3月の失業率(速報値)を4・2%と発表。

前月発表(19年12月~20年2月)の3・7%より0・5ポイント上昇しました。
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主に建築、教育、運輸、小売、ホテル、外食業での上昇が目立っており、不完全就業率は前月発表より0・6ポイント上昇し2・1%となりました。

就業者数は前月発表より約4万8800人減って約372万人。

労働人口は約2万800人減って約388万2200人、失業者数は約2万8100人増えて約16万2200人となっています。

特区政府労工及福利局の羅致光・局長は新型コロナウイルスの影響で労働市場は急激に悪化したと指摘。

失業率は過去9年来で最も高い水準を超えました。

特に、小売り、ホテル、外食業を含む消費・観光業全体の失業率は6・8%に達しており、金融危機の影響があった09年8〜10月以降、10年来で最も高い水準となっています。

またこれらの業界の不完全就業率は3・9%で、重症急性呼吸器症候群(SARS)によるダメージを受けた03年6〜8月以来の高い水準となりました。
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参照:20日付RTHK
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