香港ー新型コロナウィルス肺炎最新情報
◆創業40年の蛇専門料理店「蛇王二」が、4月で閉店
香港島・銅鑼湾(コーズウェイベイ)で開業して約40年の蛇専門料理店「蛇王二」が、4月末に閉店することが分かりました。
銅鑼湾初の蛇スープ専門店と知られ、毎年冬になると店の前に行列ができるほどの人気店です。
img301
中華圏で親しまれている「蛇料理」の歴史は古く2000年以上前から高級食材として広く食べられてきました。
特に冬は脂がのってておいしく、またデトックスや滋養強壮といった効能もあるので、風邪予防として食べる習慣があります。(※香港では蛇の食用は禁止されていません)
img303
2003年のSARSも乗り越えてきましたが、「今年の新型肺炎には勝てなかった」と、マネージャーの羅長熙さんは話されました。
img305
△以前に店を取材した時にインタビューした同店マネージャーの羅長熙さん
ウイルス蔓延により売り上げは7割減となったため、惜しくも4月末に賃貸契約が満期を迎えるとともに閉業することを決めたとのことです。
「蛇王二」は、上環(ションワン)で開店し、その後銅鑼湾に移転。同エリアのシンボルの一つとなりました。また、1日平均1800杯の蛇スープを売り上げており、6年連続ミシュラン推薦を獲得していました。
出典:19日付星島日報
IMG_9467
☆創刊1987年、日本語新聞「香港ポスト」は、香港、中国本土の政治、経済、社会ニュースを毎日配信
☆香港内の主な配布先はこちらから
☆無料メルマガ登録はこちらから
※hotmail、outlook、icloud、me.comは配信されにくいので、ご注意ください