◆横浜のクルーズ船から香港市民帰還
横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号から香港市民を引き取る特区政府のチャーター機第1便が20日朝、香港に到着しました。
同日の香港メディアによりますと、第1陣の帰還者は106人。
当局は8台の観光バスを手配し、香港国際空港に到着した市民らを火炭の駿洋邨に運び14日間の強制検疫を受けさせます。
保安局の李家超・局長は「目標は今晩のチャーター便でダイヤモンド・プリンセス号で検査を終えた香港市民をすべて香港に連れ戻すこと」と述べ、政府は3便のチャーター機を用意していることを明らかにしました。
李局長は今のところ中国本土の旅行者から香港のチャーター機に乗りたいとの要求は出ていないとして「チャーター機は香港人優先」と強調しました。
20日付「RTHK」より(写真含む)
mfile_1509764_1_20200220181740[1]

◆肺炎対策で300億ドルの予算申請
特区政府は2月19日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行に対処するための「防疫抗疫基金」の資金として300億ドル(約4500億円)の予算を立法会財務委員会に申請しました。
20日の香港メディアによりますと、政府は同基金の規模を当初発表していた250億ドルから拡大。
約56億ドルを小売業支援、約37億ドルを飲食業支援、約32億ドルを運輸業界への手当に充てます。
低所得層への一過性の手当支給は約10億ドルとなります。地場でのマスク生産支援には15億ドルを確保し、生産力促進局に拠出する1000万ドルも含まれています。
20日付「星島日報」より(写真含む)
_2020021922592418691[1]
☆日本語メディア「香港ポスト」は毎日、香港、中国本土の政治、経済、社会ニュース毎日を配信中!
☆無料メルマガ登録はこちらから
※hotmail、outlook、icloud、me.comは配信されにくいので、ご注意ください