香港・中国本土ー新型コロナウィルス肺炎情報
◆新型肺炎の死者426人に
国家衛生健康委員会は2月4日、新型コロナウイルス肺炎拡散の最新情報を発表し、同日午後4時現在の騰訊新聞によると、全国で確認された感染者は2万502人、疑い例は2万3214人、治癒した患者は669人、死亡は426人となっています。
湖北省では感染者が1万3522人、死亡が414人。香港では感染者が15人で、死亡が1人となりました。海外での感染確認は150人で、死亡は1人となっています。
4日付香港メディア「RTHK」より(写真含む)
mfile_1506475_1_20200204071713[1]

◆マカオ、新型肺炎でカジノを閉鎖
マカオ特区政府は4日、カジノ業と関連する娯楽事業は半月の間、営業停止すると発表しました。同日の香港メディアによりますと、マカオではこれまでに新型コロナウイルス肺炎の感染者が10人確認されました。
賀一誠・行政長官は記者会見で、マカオで同日新たに2人の感染者が確認され、人から人に感染する状況が発生していると指摘しました。このため今朝の政務会議でカジノ業と関連事業を半月間閉鎖することを決定したと述べました。
また賀長官は「マカオは封鎖することはあり得ない」と述べ、出入境管理所を閉鎖すれば中国本土とマカオの市民が出入りできなくなり、食料供給や清掃など都市内部の運営が影響を受けると説明しました。
4日付香港メディア「RTHK」より(写真含む)
mfile_1506549_1_20200204141415[1]

◆中旅巴士、深セン湾から新バス路線
特区政府が4日午前零時に羅湖など4カ所の出入境管理所を閉鎖したことから深セン湾などの出入境ルートの混雑が予想されるため、越境バスを運行するバス会社は運行路線を増やすなどで対応しています。
同日の香港メデイアによりますと、中旅巴士は微博で新たな出入境管理措置に対応してバスの運行サービスを調整すると発表。新たに深セン湾出入境管理所から香港市街地に直接向かう3本の路線を開通しました。
上環、湾仔、太子、屯門、●湾で乗客を乗り降りさせ、15〜30分に1本の間隔で運行します。【●=草かんむりに全】
4日付香港メディア「RTHK」(写真含む)
mfile_1506490_1_20200204100443[1]
★日本語メディア「香港ポスト」では、香港、中国情報のニュースを毎日(月~金)配信中!無料登録はコチラから。