香港・中国本土ー新型コロナウィルス肺炎情報 
◆香港の感染者、累計13人に
香港では新型肺炎感染者が新たに1人確認され、累計で13人となりました。新たな患者は39歲男性。黃埔花園に居住し、1月21〜23日に武漢に親類訪問していました。
2月1日付香港メディア「RTHK」より

◆政府が7大措置、学校は3月まで休み
31日午後,キャリー・ラム行政長官は記者会見し、新型コロナウイルス感染症への今後の対応措置を以下の通り発表しました。
(1)緊急業務、市民サービスを除く部署の政府職員の自宅勤務を2月9日まで延長する。
(今後、毎週検討)。民間の雇用主に対しても同様に柔軟な対応を求める。
(2)香港の小中学校、幼稚園の休暇を延期し,早くとも3月2日の開校とする。
(3)過去14日間に湖北省の訪問歴がある香港居民は症状の有無にかかわらず、入境後検疫センターで隔離観察する。
(4)羅湖、深セン湾の両出入境ポイントでも入境者に健康カードの記入を義務づける。
(5)発熱のある者は香港からの出境を認めない。
(6)政府としてマスクの入手に努める一方、マスク・防護服の配給先は医療機関を優先する。
◆医療関係者6700人が月曜にスト
医院管理局の労組であり員工陣線は1月31日、すでに6700人の医師・看護士などが来週月曜のストライキに参加すると署名したと発表しました。医院管理局と政府に対し速やかに先に提示した「五大要求」に応じるよう要求、「われわれはストをやりたくないが、ほかに選択がない」と述べました。
6700人は公立病院の医師・看護士など全体の8%を占めており、特に署名した職員の7割は緊急サービスに従事しています。このため公立病院の医療サービスに一定の影響が出るとみられます。
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◆肺炎恐れず2社が上場
富石金融は昨日、IPOに向けた公募を開始しました。2.5億株を1株あたり0.5〜0.6ドルで発行。最高で1.5億ドルを調達、2月19日に上場します。マカオの建設請負会社の商澳達控股も1月31日に、公募を開始、5億株1株あたり0.25〜0.35ドルで発行。最高で1.75億ドルを調達。2月14日に上場する予定です。
1日付香港メディア「星島日報」より(写真含む)
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◆武漢の突貫工事病院が来週から患者受け入れ
湖北省武漢市長の周先旺氏は、新型肺炎患者を専門に治療するため建設中の火神山醫院と雷神山醫院が、それぞれ2月2日(日)と6日(木)に患者を受け入れ始めることを明らかにました。2軒合わせてベッド数は2500床となります。
1日付香港メディア「RTHK」より(写真含む)
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※病院建設ライブ中継サイト
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