香港・中国本土ー新型コロナウィルス肺炎情報 
◆新型肺炎による死者200人超え、香港の感染者は12人に
中国での新型コロナウイルス肺炎による死者は200人を超えました。騰訊新聞によると1月31日午後3時半現在、全国で確認された感染者は9740人、疑い例は1万5238人、治癒した人は177人、死者は213人。このうち湖北省は感染者5806人、死者204人を占めています。続いて感染者が多いのは浙江省の537人、広東省の393人、河南省の352人で、河南省は死者2人。香港は新たに2人確認されて12人。マカオは7人、台湾は9人となっています。
テンセントによる最新感染者数情報(中国語)

◆6カ所の出入境管理所を閉鎖
香港特区政府は1月31日午前零時に6カ所の出入境管理所を閉鎖しました。同日の香港メディアによりますと、入境処の統計では30日に計16万人が各出入境管理所を通じて香港に入境。前日に比べて32%少なかった。うち約2万人は中国本土からの旅行者で同様に30%減少。ただし香港国際空港を経由して入境した本土からの旅行者は同8%増の約1万人でした。政府は先にSNSの「添馬台」で本土からの入境者は最終的に約80%減少するとの予測を示していました。
31日付香港メディア「RTHK」より(写真含む)
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◆市民20万人が29日までに戻る
香港特区政府は新型コロナウイルス肺炎の拡散に対応し1月31日午前零時に6カ所の出入境管理所を閉鎖したが、多くの香港市民は政府が全面封鎖することを懸念して急いで香港に戻ってきているもよう。同日付『星島日報』によりますと、入境処の統計では6カ所閉鎖の1日前に当たる29日に23万6000人が香港に入境。うち19万7000人が香港市民で、全体の84%を占めました。中国本土からの来港者はわずか2万7000人で、最も多くの人が入境したのは香港国際空港で6万5000人余りでした。
31日付香港メディア「星島日報」より(写真含む)
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◆日本人合唱団の新春コンサート中止
香港日本人合唱団はこのほど、昨今の状況を鑑み2月9日(日)に予定していた新春コンサートの開催中止を発表しました。まだ新型コロナウイルス肺炎の拡散収束の見通しが立たないため、香港日本人合唱団はコンサートを中止せざるを得なくなったとして「楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ありません。次の機会には皆様と楽しいひと時を過ごせますように」とコメント。
詳しくはホームページ(https://hkjcchoir.wordpress.com/)を参照
問い合わせはメール( Jp.choir.hk@gmail.com)へ。


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