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7月1日は、香港返還20周年、ならびに香港特区第5期政府就任式(キャリー・ラム氏が行政長官となる女性初の新政権発足)が行われました。
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規制されていたビクトリア湾には、国旗掲揚式が行われる湾仔・香港コンベンション&エキシビションセンターに向かって祝賀の汽笛を鳴らしながら放水船が行きかっていました。

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私は・・・というと、今回メディア規制がとても厳しく海外メディアは、こちらに。
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政府が設置した特設海外メディアブースからスクリーンを通して見守ることに。
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デスクには返還20周年記念グッズのバッグが。中には、記念の”20”をあしらったポーチやマウスパッド、様々な文房具品が入っていました。
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午前9時より香港コンベンション&エキシビションセンターにて、返還20周年大会・第5期特区政府就任式典が始まり、新行政長官キャリー・ラム氏の宣誓式ならびに新政府における主要高官、行政会議メンバーらによる宣誓式が行われました。
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その後の、習近平・国家主席による祝賀演説では、今後より良く香港で1国2制度を実現するための意見として以下のように述べました。
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①一国と二制度の関係を正確に把握すること
②憲法と香港基本法に照らしして事を行うこと
③発展への集中を第一の任務とすること
④調和のとれた安定した社会環境を守ること

としたうえで、国家の主権、安全に危害を加え、中央権力と基本法の憲法に挑戦し、香港を利用して中国本土での破壊活動を進めるかになる活動も絶対に容認できないと警告。さらに「愛国愛港で1国2制度の方針と基本法を擁護しさえすれば、どんな政見や主張をもっていようとも中央は喜んで意思疎通を図る」と述べました。

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最後に、香港の位置付けについては金融、物流、貿易を今後も力をいれていくとし経済面をさらに支援していく意向を示し、予定を大幅に超えた40分に及ぶスピーチは終了しました。

この後、習近平・国家主席は、港珠大橋を視察し、北京への岐路につきました。