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今月3日、湾仔にあるコンベンション アンド エキシビションセンターにて林鄭月娥(キャリー・ラム)・前政務長官は行政長官選挙出馬に向けた決起集会を行いました。
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会場には「同行(WECONNECT)」(共に歩もう)とのスローガンが掲げられ、800名近い支援者が集結しました。また会場前方には大画面を2か所に設置、脇には手話通訳をいれるなどの配慮された集会となりました。
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林鄭氏は「近年、香港社会は分裂し停滞しているため、今は団結して皆と一緒に前に進むことを願っている」と説明。
低所得層家庭の出身で湾仔の唐楼で育ったことを紹介し、社会福利署署長を務めた時が公務員生涯の中で最も充実感があったと振り返りました。
会場には長男で学生の林節思氏(写真下)が駆けつけ、「立候補する時は反対していたが、今は母に頑張ってほしいと思っている」とエールをおくる一幕も。
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次期政府の施政の重点として
●土地開拓の拡大と住宅供給加速
●多角的経済発展で金融、観光、物流などの経済支柱の強化とイノベーション・科学技術とクリエーティブ産業の振興
●教育制度の全面的見直し
を挙げ、早いうちに政権公約(マニフェスト)を発表することを明らかにしています。

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こうしたなか、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張徳江・委員長が5~6日に深圳に赴き、香港の政財界関係者と会談。
張委員長は
林鄭月娥(キャリー・ラム)・前政務長官が行政長官に相応しく、先に国務院香港マカオ弁公室の王光亜・主任が示した「愛国愛港 統治能力 中央の信任、香港人の支持」の4大条件に最もかなっていると指摘。中央政府の一致した支持が明らかになりました。

いよいよ14日から立候補届け出が始まり、行政長官候補は選挙委員150人の推薦を得られた者に絞り込まれます。