

今月12日に開催される「第21回香港国際マラソン」を前に今月4、5日の週末、ランナーのゼッケン交換がビクトリア公園で行われ、会場では様々なイベントが行われました。
毎年50カ国からおよそ7万3000人のランナーが参加、アジア最大級のマラソン大会としても知られており、日本からも1000人を超えるランナーが参加する世界的大会となっています。


今回で3度目のスポンサーとなっている「熊本県トマトプロジェクトチーム」はJA熊本経済連と熊本県、日本貿易振興機構(JETRO)が結成。熊本県産トマト「熊本プライムトマト」をPRし、熊本のトマトを知ってもらおうと試食会が行われました。
☆昨年の様子は過去ブログで☆
熊本県はトマト生産量が日本一、日本でシェア約12%を占めています。
現在、JA熊本経済連は、香港の量販店を中心にAPITA太古城店、銅羅 湾SOGO、AEONライチ―コック店、YATA(一田)旺角店などで現在プライムトマトを来月まで販売しています。
マラソン当日には給水地点(西トンネル九龍側入り口)とゴール前にプライムトマトを置き、昨年の倍以上の3万5000個のトマトを用意するとのこと。
ちなみに昨年は数が足りなくて大変だったのだそう。
「熊本のトマトはナンバー1!」と毎年熊本トマトを楽しみに走っているという香港人ランナーのお二人(写真)


熊本県香港事務所所長の西山英樹さん(写真上)は「全国一の生産を誇る熊本のトマトは、糖度が高く瑞々しいのが特徴。この美味しさを多くの人に知っていただく良き機会になると嬉しい。試食会では、熊本地震後の様子を気にかけてくれるランナーの方が多く、激励の言葉を多くいただいた。改めてくまモンや熊本への関心、認知度が高まっていると、実感しています」と話しました。
同マラソンは、「フルマラソン(42.195km)」「ハーフマラソン(21.0975km)」、「10kmレース」の3つのコースをシニア、マスター、ジュニアの部門で実施。
フルマラソンのコースは、九龍の繁華街サムサアチョイ・ネイザンロードからスタートし、新界方向にいくつかの橋を渡って折り返し、西九龍ハイウェイから海底トンネルをくぐって、香港島のビクトリア・パークにゴールします。