最新号 香港ポスト2月10日号では「福島視察リポート③」を掲載しています。東日本大震災が発生してまもなく6年が経ちますが、今もなお福島、栃木、群馬、茨城、千葉の5県に関しては野菜・果物・牛乳・乳飲料・粉ミルクの輸出が規制されています。
現在、復興・再生に向けて取り組んでいる福島県では福島県・ふくしま地域産業6次化推進協議会主催による「香港メディア招聘事業」が2016年
102528日に行われました。
香港ポストと香港紙『東方日報』、コラムニスト・日本酒利き酒師として活躍するメイ・ラム氏が招聘されました。

様々な場所を視察、取材してきた模様を3回シリーズでお届けします。今回はシリーズ最終回
※シリーズ1回目はコチラから
※シリーズ2回目はコチラから

①福島県農業総合センター
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2006年に設立された福島県農業総合センター。同センターは農業関係の試験研究のための機関として設立されましたが、東日本大震災後は県内産の農林水産物の放射線モニタリング業務も行っています。
県産農林水産物の放射性物質モニタリング検査室を視察、取材しました。

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私たちに説明、案内をしてくださったのは同センター安全農業推進部の草野憲二さん(写真上)。震災後、海外メディア、企業も多く訪れているとのことで、視察後に輸出が再開した国がなども増えたそうです。

②マルカりんご園
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リンゴの収穫量は全国5位(2014年産農林水産統計)の福島県。
視察ツアーで訪れたのは、羽山地区でリンゴ・サクランボ農園を営む「マルカ農園」は半世紀前から販売直営を行っている老舗です。
羽山地区は阿武隈高地に位置し、標高約897メートルの羽山の自然に恵まれた環境。冷涼な気候や昼夜の温度格差があるため、色つやのよい実のしまったリンゴが特徴です。土壌分析を徹底し、減農薬栽培を徹底している同農園の「ふじ」を試食させていいただきました。

③ななくさ農園
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二本松市内にある「ななくさ農園」は、有機農業、自然農法にひかれ10年前に福島県東和町(現・二本松市)に移住した関本弘さん奈央子さんが営んでいる農園。
有機JASの認定を受けている同農園では米、キュウリ、インゲン、トマト、小麦、大豆、ハーブなどを栽培するだけでなく、自家栽培した麦を使った「ななくさ農園オリジナル地ビール“ななくさビーヤ”」を製造しています!お二人にお話を伺いました。

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シリーズ3回にわたってお届けした福島視察リポート最終回2月10日号はコチラから

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