銅鑼湾にあるSOGO16階にて現在開催されている「古垣彰拡 作陶展〜薩摩焼 百花盛開〜」。鹿児島出身の陶芸家 古垣彰拡さんの作品展です☆
10月から2か月にわたって開催している「日本秋祭り」の事業の一環であり、締めくくりとなるこのイベント。12月1日にはオープニングセレモニーが華々しく行われました。



会場には「かごしま花大使」を務めたことがご縁で古垣さんと親しくされている華道家・假屋崎省吾さんも来港。オープニングセレモニーでは琴の演奏にあわせて、で生け花のパフォーマンスの披露も。


古垣さんの作品は20世紀に入って創められた釉裏銀彩(ゆうりきんさい)技法という日本独自の技法を使っています。


これは切り抜いた銀箔を一度生地に焼き付けた後、施釉し再度焼成する日本独自の技法で創られたもの。こうすることで銀箔を釉薬がコーティングされ、半永久的に空気に銀箔の色が変色することがないのだそう。会場には145点の作品が展示されています。


ブルーカラーの作品は、古垣さんオリジナルの製法でつくられたもの。鹿児島の空と海をイメージして製作しており、従来の薩摩焼にはない独自の表現方法で新たに生み出した「碧(あお)薩摩」です。
銀色の粒がちりばめられた作品も会場にはあるのですが、これは空焼きをしている最中に失敗してできたものなのだそう。これを新たな技法のひとつとして取り入れオリジナティあふれる作品に仕上がっています。



今回初めて海外で展示会を行う陶芸家 古垣彰拡さん。
香港での展示会の準備期間に1年を要しました。
「展示してある作品はすべて香港を意識したものばかり。龍を施したものもありますが、これは香港の文化に敬意を表したもの。目にはルビー使用し、香港の輝きを表現した」とのこと。
「これまで日本国内に集中してきたが、東日本大震災以降、特に厳しくなった」と話します。特に高級な陶器の場合、地震で壊れてしまったら・・・という消費者心理の冷え込みに拍車をかけているのだそう。
こうしたなか、海外での展示会の話が舞い込んできて新境地を開拓しようと決断したという古垣さん。来年に向けて、これまでにない新しい作品を作っていきたいと意気込みを語りました。

会場をさらに華やかにしたのは華道家の假屋崎省吾さんの生け花の作品。
假屋崎さんは、東京を拠点にサロンスクールで指導をされる傍ら、着物やガラス器、ファッション雑貨のデザインプロデュースされたり、またテレビ番組のコメンテーターとしてもご活躍されています。

10月から2か月にわたって開催している「日本秋祭り」の事業の一環であり、締めくくりとなるこのイベント。12月1日にはオープニングセレモニーが華々しく行われました。



会場には「かごしま花大使」を務めたことがご縁で古垣さんと親しくされている華道家・假屋崎省吾さんも来港。オープニングセレモニーでは琴の演奏にあわせて、で生け花のパフォーマンスの披露も。


古垣さんの作品は20世紀に入って創められた釉裏銀彩(ゆうりきんさい)技法という日本独自の技法を使っています。


これは切り抜いた銀箔を一度生地に焼き付けた後、施釉し再度焼成する日本独自の技法で創られたもの。こうすることで銀箔を釉薬がコーティングされ、半永久的に空気に銀箔の色が変色することがないのだそう。会場には145点の作品が展示されています。


ブルーカラーの作品は、古垣さんオリジナルの製法でつくられたもの。鹿児島の空と海をイメージして製作しており、従来の薩摩焼にはない独自の表現方法で新たに生み出した「碧(あお)薩摩」です。
銀色の粒がちりばめられた作品も会場にはあるのですが、これは空焼きをしている最中に失敗してできたものなのだそう。これを新たな技法のひとつとして取り入れオリジナティあふれる作品に仕上がっています。



今回初めて海外で展示会を行う陶芸家 古垣彰拡さん。
香港での展示会の準備期間に1年を要しました。
「展示してある作品はすべて香港を意識したものばかり。龍を施したものもありますが、これは香港の文化に敬意を表したもの。目にはルビー使用し、香港の輝きを表現した」とのこと。
「これまで日本国内に集中してきたが、東日本大震災以降、特に厳しくなった」と話します。特に高級な陶器の場合、地震で壊れてしまったら・・・という消費者心理の冷え込みに拍車をかけているのだそう。
こうしたなか、海外での展示会の話が舞い込んできて新境地を開拓しようと決断したという古垣さん。来年に向けて、これまでにない新しい作品を作っていきたいと意気込みを語りました。

会場をさらに華やかにしたのは華道家の假屋崎省吾さんの生け花の作品。
假屋崎さんは、東京を拠点にサロンスクールで指導をされる傍ら、着物やガラス器、ファッション雑貨のデザインプロデュースされたり、またテレビ番組のコメンテーターとしてもご活躍されています。

会場で静かに流れていた音楽がショパンが好きな話を假屋崎さんにしたら、実はご自身が演奏されたものだったと伺い驚き!小中学生の頃はバイオリン・ピアノを学んできたのだとか。
現在、「花と歴史的建物のコラボレーション」の個展なども行っており、今後、松山城や首里城のなかでイベントを行う予定です。
古垣さんと同様、香港でこうした展示会は初めて。
「レトロな風景と近未来的なものが入り交わっている香港でいつか花を活けることができたら」と話されました。
展示会は6日まで開催されます。
「古垣彰拡 作陶展〜薩摩焼 百花盛開〜」
場所 銅鑼湾 SOGO 16階
時間 11時~21時(入場無料)