21日、香港日本文化協会による「熊本加油 がんばれ」募金活動に関する記者発表会が開かれました。
会見に出席されたのは、在香港日本国総領事・松田邦紀さん、熊本駐香港事務所所長 西山英樹さん、香港日本文化協会会長 蒙德揚さん、香港日本文化協会主席 吳寶舜さんら。
蒙会長は、「先が見えない不安な日々を送る九州、熊本県の皆さんのために、少しでも役立てたらと思い募金活動をスタートする」と話されました。
松田大使は「14日の熊本での地震発生以来、香港の多くの市民から激励の言葉、義援金が寄せられている。完全な復興には時間はかかるが、必ず熊本の美しい土地に戻し香港の人々を受け入れたい」と述べました。
現在、香港～熊本間には、香港航空が昨年12月から週2往復の定期航空便を就航したばかり。香港からの観光客は年々増えており、熊本県関連のイベントには、くまモンが来港して盛り上がりをみせるなど、熊本県、くまモンともに大人気なのです。
過去ブログでイベントの様子を紹介
香港で活躍するお笑い芸人「ムコアンジー」のお二人も会場に駆けつけました。
熊本駐香港事務所所長 西山英樹さんと。
「甚大な被害を被り、現在も余震が続くなか11万人以上の人々が避難生活を送っている。厳しい状況が続いているが、今回香港で、このような募金活動が始まることは、有難く、香港の熊本への深い思いに感謝したい」と西山さん。
「熊本加油 がんばれ」募金活動は4月29日～5月13日まで。
日系飲食店、スーパーを始めとする、香港内150箇所に設置されます。今回の募金は熊本駐香港事務所より、熊本県に送られます。
他にも被災地への寄付は、在香港総領事館の専用口座や日本赤十字社、香港赤十字社の専用口座も設置されていますので、詳しくは各ＨＰをご覧ください。
