香港を代表する世界的なアクションスター、李小龍(ブルース・リー)。
1973年7月20日に32歳でこの世を去ってからも今も根強い人気のあるスター。尖沙咀にあるブルース・リーの銅像前には今も多くの観光客が訪れるほどです。
11月27日はブルース・リーの誕生日。
今月20日には、ブルース・リーファンクラブが主催した「生誕75周年祝賀会」が開催されました。
開催されたのは上環のマカオフェリーターミナルに程近い中華レストラン「粵來順」。およそ50人近いファンと主催関係者らが集いました。
ブルース・リーファンクラブ会長であり、実弟のロバート・リーさん(73)にお会いすることができました。現在ロスアンゼルス在住のロバートさんは、このファンクラブ主催の祝賀会と、翌日に控えたブルースリー銅像への献花、などの今回の生誕75周年の様々なイベントのために来港されていました。
ロバートさんは、今も尚ブルース・リーの生誕祝いや、世界中でイベントが開かれる事に対して「弟としてこんなに幸せなことはない」と嬉しそうにお話しされました。43年前に急死したに原因については未だ不明のままであることに対し、「最後に会った頃はとても疲れ果てていた様子だった。それが死に直結しているのか、本当の原因は一体なんだったのか、知りたいのだが…」。
スクリーンの中でのブルース・リーは強く逞しいイメージですが、ロバートさんによると「実際はその真逆な性格でした(笑)。とても優しく、ムードメーカー的な存在でした。幼い頃から兄弟喧嘩をした記憶はなく、人への思いやりがとても強い兄でした」と目を細めました。
「兄が亡くなって43年という長い月日が流れているのにも関わらず、こうしてファンの皆さんは彼を忘れずに常に想ってくれている。世界中に多くのファンがいる今もいる兄をとても誇りに思います」と語りました。
ブルース・リーの生誕75周年を祝い、様々なイベントなどが各地で催されていますが、香港では現在、長期間にわたって現在<特別展覧会>が行われています!
沙田にある香港文化博物館にて、ブルース・リー特別展示「武藝人生―李小龍」が只今開催中!!
会場は李小龍金会の協力によって600点以上ものブルース・リーに関する品物や文書が公開。ファンにとってはたまらない空間です!(入場料は10ドル)
またドキュメンタリーフィルム「The Brilliant Life of Bruce Lee」(上映時間75分・土日除く)も観賞できます☆
生誕75周年の節目に今一度、ブルース・リーの魅力に触れてみるもいいかもしれませんね。
<ブルースリー展覧会>
場所 香港文化博物館 1 Man Lam Road, Sha Tin, Hong Kong
開催期間 2018年7月20日まで
開館時間 月、水~金 10時~18時
土日・祝日 10時~19時
クリスマスイブ・旧正月 10時~17時
休館 火曜日