ここのところ、銅鑼湾(コーズウェイベイ)SOGO前が少し騒がしくなっています。
DSC_0016
尖閣諸島における中国の領有権を主張する団体が「保釣行動」の展示をしているのです。
保約行動とは尖閣諸島の中国領有権を主張する行動のこと。
メンバーはすべて民主派と重なっています。

2012年の終戦記念日に尖閣諸島(中国名=釣魚台)に香港漁船に乗った活動家が上陸し
中華人民共和国や中華民国の国旗を振りかざした光景は記憶に新しいところです。
DSC_0009
こちらは、日本の軍国主義化や集団的自衛権の解禁に反対するもの。
実はこの展示をしているのは民主派です。
DSC_0023
安倍首相に退陣を要求しているものまで展示されています。

2013年の安倍首相の靖国神社への公式参拝以来、
中国と日本の政治関係は冷え込んでます。
こうしたなか、このような展示をするのは、中国と日本の対立をさらに煽るためともいわれています。

先日行われた米国議会・上下両院合同会議での安倍首相の演説に合わせたものとも推測され、
これからの時期、8月の終戦記念日に合わせた安倍首相の戦後70周年談話の発表が近いためとも。

日中戦争の引き金にもなった盧溝橋事件が起きた7月7日や、柳条湖事件の起きた9月18日には反日デモが行われている香港。

毎年、夏が近づくと活発になります。