23日から湾仔(ワンチャイ)にある香港コンベンション&エキシビジョン
で開催されている香港フィルマート。
映像・コンテンツの国際見本市です。
会場には毎年、映画・ドラマ・ドキュメンタリー番組など映像作品の売買取引が行われます。
B to Bということもあって、お客さんで大賑わいということはありませんでしたが、
このイベントはアジア最大規模、仏カンヌ祭に次ぐ二番目の大きさなのです。
今回は35か国、7000以上の企業・団体が出展。
日本からは16都道府県、およそ90近い企業・団体が出展し商談が活発に行われています。
ちなみに、国・地域別では中国・香港に次いだ数です。
鹿児島県・南日本放送から来ていた編成制作の切通さん(右)と、今年2年目の重盛アナウンサー(左)と。
鹿児島と言えば、黒毛和牛・黒豚・焼酎に温泉
アジアからの観光客もLCCの増便に伴い一気に増えたそうです。
切通さんは「こうしたイベントに出展するのは、地域活性化をさらに強化していくためにも絶好の機会」
と話していました。
2日目には「香港フィルマート 日本―香港セミナー」と題し、
地域コンテンツ産業の海外展開について
地方自治体の代表者や企業の登壇者による話を交えながら今後のコンテンツ産業に対しての提言、
可能性について繰り広げられました。
今回のフィルマートのイベント実行委員のウォング氏は「香港と日本のファッション、文化はとても
密接な関係にある。特に日本の映画はとても優れており香港での評価も非常に高い。今後の相互の発展に期待したい」と話をしました。
アニメ・ドラマといった日本の映像コンテンツ産業の海外輸出が推進されるなか
それをどう売り込んでいくか。
クールジャパン戦略に一層期待が寄せられます。