総合紙「明報」今朝のウェブ版より。

謝罪しているのは民主派団体で、セントラル占拠の発起人と学連(香港専上学生連会)のリーダーたち。
26日、占拠行動の参加者、支持者を対象に行うはずだった「広場投票」が取りやめになりました。
この投票は政府が対話で提示した内容について意見をまとめるため、学連と学民思潮が23日に発表していました。
26日と27日に香港大学民意研究計画のアプリで行われる予定でした。
当初、政府が設ける多元的プラットホームでは、17年以前の政治体制改革も討議すべきか、政府が国務院香港マカオ弁公室へ提出する報告書に決議性をもたせるべきか、などが含まれていましたが・・・
当初、政府が設ける多元的プラットホームでは、17年以前の政治体制改革も討議すべきか、政府が国務院香港マカオ弁公室へ提出する報告書に決議性をもたせるべきか、などが含まれていましたが・・・
その後、「全人代の決定撤回の要求、16年の立法会議員選挙での職能別選挙枠の廃止、17年の行政長官の住民指名の導入確立」
と、大きく変わったため、異議や疑問があがり協議が足りなかったとして、とりやめ、謝罪したものです。
昨夜、棚上げになったことを受けて、金鐘(アドミラルティ)では集会が開かれました。
湿度が高かったこの日の夜、現場はまるで9月下旬の占拠行動が始まったころの熱気を感じました。


集会が始まるまで待っていたら、ちょうど隣にいた女性に声をかけられ、
何となく話をし始めました。
33歳のKaKaさん。

この1か月、金鐘では集会がほぼ毎日のように開かれていますが
KaKaさんは毎回参加しているそうです。
この日も学連のFBをチェックして来たんだとか。

97年の返還からどんどん良くない方向に向かっている気がする、と話すKaKaさん。
植民地時代と今、どちらのほうがいいですか、と聞いたら
「どちらも香港の自由はないですが、前の方がよかったかも」。
政府には私たちの声をきちんときいてほしい、と切実です。
集会の場所から離れたところでは教育者による「民主教室」が開かれていました。

その近くでみかけたこんなサイン。
「プラスチックのペットボトルはここに」

ペットボトルのリサイクル運動をしているSheriさん、26歳。
この近くで働いています。

先月26日から、仕事後毎日ここに来ています。
「私にとって今のホームはここです」。
この現場に顔を出すようになってから知り合った仲間も増えたそうです。
皆が何を考えているのか、香港の未来について夜通し語り合っています。
「占拠行動がなければ、自分もここまでしっかり考えていなかったかもしれません。
意識を見つめ直すいい機会になっています」と話していました。

地元紙では、選挙制度改革案が立法会で審議され来年の3月か4月までは
と、大きく変わったため、異議や疑問があがり協議が足りなかったとして、とりやめ、謝罪したものです。
昨夜、棚上げになったことを受けて、金鐘(アドミラルティ)では集会が開かれました。
湿度が高かったこの日の夜、現場はまるで9月下旬の占拠行動が始まったころの熱気を感じました。


集会が始まるまで待っていたら、ちょうど隣にいた女性に声をかけられ、
何となく話をし始めました。
33歳のKaKaさん。

この1か月、金鐘では集会がほぼ毎日のように開かれていますが
KaKaさんは毎回参加しているそうです。
この日も学連のFBをチェックして来たんだとか。

97年の返還からどんどん良くない方向に向かっている気がする、と話すKaKaさん。
植民地時代と今、どちらのほうがいいですか、と聞いたら
「どちらも香港の自由はないですが、前の方がよかったかも」。
政府には私たちの声をきちんときいてほしい、と切実です。
集会の場所から離れたところでは教育者による「民主教室」が開かれていました。

その近くでみかけたこんなサイン。
「プラスチックのペットボトルはここに」

ペットボトルのリサイクル運動をしているSheriさん、26歳。
この近くで働いています。

先月26日から、仕事後毎日ここに来ています。
「私にとって今のホームはここです」。
この現場に顔を出すようになってから知り合った仲間も増えたそうです。
皆が何を考えているのか、香港の未来について夜通し語り合っています。
「占拠行動がなければ、自分もここまでしっかり考えていなかったかもしれません。
意識を見つめ直すいい機会になっています」と話していました。

地元紙では、選挙制度改革案が立法会で審議され来年の3月か4月までは
占拠行動が続くのではないかと報じています。
政府と学連らは未だ平行線のままです。
(※一部写真のブレがあり、お見苦しく失礼いたしました)
政府と学連らは未だ平行線のままです。
(※一部写真のブレがあり、お見苦しく失礼いたしました)