今日、区議会議員400名が連名で占拠行動をやめるよう公開書簡を発表しました。

 
3週間が経った今、占拠エリアでは、バス、ミニバスが未だ運行していません。
おかげで地下鉄は大混雑。
日中こんな光景は見たことありません。


今日午後3時過ぎの金鐘（アドミナルティ）。

相変わらず幹線道路は占拠されたまま。
先日またデモ隊と警察の衝突が起こった旺角（モンコック）とは対照的な光景。
日中は学生や若者たちが中心に今もこんな感じです。



この占拠行動のシンボル「雨傘」を小さな紙で作っている女子学生。

紙で作って占拠エリアのあちこちに飾るのだとか。

作っていた大学2年生のGigiさんに話を聞きました。
「中国の統治下にならずに何とか香港が自由でいられないか。
私たちの未来がこのまま自由を失っていいのか・・・
占拠行動を時間の無駄だと話す両親との意見の食い違いで衝突してしまいます。
だからここに来ていることも内緒にしているんです」。

今、親子間、学校の友達の間でも、こうした衝突から不仲になっているケースが続出しています。
今回の占拠行動は、こうした身近な人たちとの関係悪化を、もたらせています。


今日、夜7時過ぎ。
同じく金鐘。

ピークの頃に比べると集まる人はかなり減っています。





占拠行動が行われている周辺の道路。
日中出会った女子学生らが作った小さな小さな雨傘が散りばめられていました。



「今週学連（香港専上学生連合会）と政府が対話したところで、何か大きく動くことはないと思う。
でも、少しでも未来を信じたいのです。
動かなきゃ変わらない気がするから。」

Gigiさんはそう言っていました。

その対話がいよいよ明日、火曜日の午後6時からと決まりました。
どうなるか、どんな対話になるか注目が集まっています。