今朝の地元紙【星島日報】
金鐘(アドミナリティ)午後22時過ぎ。
この日は、学生リーダーのJoshua Wong(写真左から2番目)さんが自ら演説をしました。
「諦めない!闘いぬこう!」
と市民たちからはシュプレヒコールがあがります。
金曜の夜に比べたら集まった参加者たち若干減ったように感じましたが・・・
それでも多くの人が集っています。
幹線道路ど真ん中に設置されているテントの数々・・・
ボランティアスタッフが常駐で無料貸し出しされています。
空きがあればいつでも使えるとのこと。
張られている場所は足の踏み場もありません。
中をみると、2-3人がやっと入れるほど。
学生同士で使っている人も多かったのですが
なかには、親子で使っている人たちの姿も。
簡易シャワールームまで!
デモの長期戦を物語ります。
テントを跨ぎながら歩いていくと、自習室のスペースにぶつかりました。
政府との対話が棚上げになったことへの怒りの抗議。
9月が新学期の香港では
授業が始まってもまだ学校に通っていないという人もいます。
フラッシュ撮影禁止です。
この日は学校の授業をボイコットし続けている学生から
昼間は学校に行って、夜はここにきて仲間たちとデモに参加しながら、勉強しているという学生まで・・・
14歳から18歳までの学生、およそ30人近くが机を並べていました。
自習室での取材はちょっと・・・と関係者からNGがでてしまい途方にくれていたら
一人の大学生が歩み寄ってきました。
そして「もし僕でよかったら話するよ」と。
香港の若者はとても優しく思いやりのある人が多いです。
デモの取材では、多くの学生たちが積極的に応じてくれています。
18歳のArnestさん。
先月22日から授業をボイコットして、抗議活動を行っているとのこと。
9月に入ってからは日中は、学校に通って、夜はここで徹夜自習を行いながらデモに参加しているそうです。
「香港の未来を信じています。そしてその未来は自分たちの手で必ず掴みたいのです。
立ち上がるなら、今しかないと思っている。だから睡眠時間が削られても構わない。
ここまできたら、最後まで闘います」
自分たちの手で未来を変えていきたいんだ、多くの若者たちが口にしていた言葉。
彼らの抗議は今日も続いています。