デモが起こって1週間。

昨日、九龍島半島旺角（モンコック）で起きた香港市民とデモ隊の小競り合い。
地元紙でも大きく取り上げています。



（今朝の地元有力紙　（上）東方日報（下）星島日報）

流血の惨事となりました。
ニュースや新聞で見られた方も多いと思います。
昨日も少し触れましたが、今観光地を中心に幹線道路で大規模デモが繰り広げられていますが
1週間経った今、地元住民とデモ参加者との間での言い争いも起こっています。

道路脇に置かれている道路を封鎖している砂袋をどかす周辺店舗の店主に対し、その砂袋を元の位置に戻すデモ参加者。
怒り心頭のあまり、言い合いに発展・・・
デモは営業妨害だと叫ぶ店主。

今、香港社会にあらゆる影響が出はじめました。


今日、午後3時過ぎ、昨日起こった流血現場に行ってきました。

昨日の残骸がそのまま。
封鎖された道路の中央にまだ置かれたままです。


ちょうど現場についた頃、警察と市民の言い争いが起こっていました。

昨日起こった小競り合いは梁振英支持派と民主派から起こったもの。
過激な新政府派といわれる「愛港之声」と「愛港力量」の代表者が現場に来て
デモ参加者と口論になりました。



デモが長引いている不満を警察に訴える男性。
どうにかしてくれ、店の営業妨害だと、口々に叫ぶ人々。

この時間帯の旺角は比較的穏やかでしたが、警察と市民の間、そして
住民とデモ参加者の間に、一触即発の空気が漂いました。

民主派支持の思いを込めて。
人々の祈りのリボン。

デモの終焉に向かうにはまだ時間がかかりそうです。